デスクトップの映像を録画する (ツール:Expression Encoder)

概要

デスクトップの映像を録画し、操作の記録として残したり、動画として配信したい場合があるかと思います。ここでは「Expression Encoder」というツールを使用してデスクトップの映像を録画します。

Expression Encoder は現時点で開発終了となっており、サポートのみとなっています。

動作環境

Windows
  • Windows XP
  • Windows Vista
  • Windows 7
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2008 R2

動作確認環境

Windows Windows 8.1 64bit
Expression Encoder Expression Encoder Pro 4

内容

使用した感じのメリット・デメリット

録画ツールはたくさんありますが「Expression Encoder」を使ってみた感じのメリット・デメリットは以下のような感じです。(筆者の個人的な主観で見ています)

メリット

  • 基本的な録画機能は一通り使える
  • コスト・クオリティのバランスが良い WMV 形式に標準で出力できる
  • フレーム落ちすることなくきれいに録画できる
  • 選択したウィンドウ枠に合わせて自動的に録画範囲を設定できる

デメリット

  • 開発終了となっているため、今後の機能拡張やサポートを期待することができない
  • たまに録画データが壊れる (音声が録音されていなかったり前半部分しか録画できていなかったり (Windows 8.1 環境))

インストール

Microsoft Expression Encoder 4 Service Pack 2」のダウンロードページにアクセスし、ダウンロードのリンクをクリックしてファイルをダウンロードします。

Microsoft Expression Encoder 4 Service Pack 2 のダウンロード

ダウンロードしたファイル「Encoder_ja.exe」を実行しインストールを開始します。

Encoder_ja.exe を実行

管理者権限を要求された場合は「はい」を選択します。

管理者権限要求

使用許諾契約書を読み「同意する」をクリックします。

使用許諾契約書

プロダクト キーがある場合は入力します。プロダクト キーを入力せずに「次へ」のボタンをクリックした場合は無料版として動作します。無料版でもいくつかのコーデックが使用できないだけで、基本的な録画機能は使うことができます。

プロダクト キーの入力

利用状況を送信しない場合は「いいえ」を選択します。

カスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加

「Expression Encoder 4」にチェックが付いていることを確認し、インストール先に問題がなければ「インストール」ボタンをクリックします。

インストール

インストールが完了するまで待機します。

インストール中

インストールが完了したら「完了」ボタンをクリックします。

インストール完了

操作手順

スタートメニューから「Microsoft Expression Encoder 4 Screen Capture」を起動します。Screen Capture ではない通常の「Microsoft Expression Encoder 4」はただのエンコーダー、編集ツールですので間違えないでください。

スタートメニューから Microsoft Expression Encoder 4 Screen Capture 起動

ツールバーのような小さいウィンドウが表示されます。録画の前に「オプション」を開きます。

オプション

オプションダイアログが開いたら「画面」タブから「フレーム レート」の値を 30 ぐらいにします。初期値は 15 なのですが、15 だとフレーム落ちしなくても少しカクカクした動画になってしまうので 30 ぐらいがちょうどいいと思います。品質は 95 のままでいいです。100 にすると録画が重くなりフレーム落ちする可能性があります。マウスカーソルも録画する場合はマウス カーソルのキャプチャを「はい」にしてください。

他の項目は必要に応じて設定してください。

オプション - 画面

オプションの設定が終わったら「記録」ボタンをクリックします。(まだ録画は始まりません)

記録

録画範囲を設定するモードに切り替わります。一番左の「キャプチャする領域を指定します」を選択すると、マウスカーソルでウィンドウやコントロールに対して録画領域を自動設定できるようになります。

キャプチャする領域を指定します

「キャプチャする領域を指定します」を選択後、マウスカーソルを移動するとそれに合わせてキャプチャするウィンドウやコントロールの周りに赤枠が表示されます。該当箇所でマウスをクリックすると録画領域が確定します。

ウィンドウやコントロールに合わせて録画領域指定

「記録」ボタンをクリックするとカウントダウンが始まり録画が開始されます。

記録

録画が開始されたら画面を操作してください。録画を完了させる場合は「キャプチャを終了します」のボタンをクリックします。

キャプチャを終了します

録画が完了すると一覧に録画されたファイルが表示されます。このファイルは Expression Encoder のファイルですので、このファイルを元に他の動画ファイルにエクスポートすることができます。左側にある再生ボタンをクリックすると簡易プレーヤーで動画を再生できます。

録画されたファイル一覧

一覧から録画ファイルを選択した状態で下にある「Encoder に送信」ボタンをクリックすると Expression Encoder が起動し、録画したファイルを編集できるようになります。ファイルは Ctrl キーや Shift キーで複数選択して一度に送信することができます。

Encoder に送信

Encoder が起動された画面になります。非常に多くの機能が使用できるようになっていますが、ここでは動画ファイルに出力するための簡単な説明のみを行います。必要であれば他の機能も使ってみてください。

Expression Encoder

最初に動画ファイルの出力先を設定してきます。右側にある「出力」タブを選択し、ジョブ出力にある「ディレクトリ」で動画ファイルの出力先フォルダを指定します。

動画ファイルの出力先フォルダ

「エンコード」タブで出力動画の形式や設定が行えるので、出力したい形式を選択しておきます。確認が終わったら左下にある動画一覧が選択されていることを確認し、「エンコード」ボタンをクリックします。

エンコード

画面の表示が変わりエンコードが開始されますので完了するまで待機します。

エンコード中

エンコードが完了すると出力先フォルダに動画ファイルが出力されていることを確認できます。

出力された動画ファイル