PostgreSQL クライアント接続ツール pgAdmin 4 をインストールする (Windows 版)

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動作確認環境

PostgreSQL (サーバー)
  • PostgreSQL 15
Windows (サーバー)
  • Windows Server 2019
pdAdmin (クライアント)
  • pdAdmin 4 v7.0
Windows (クライアント)
  • Windows 11

動作必須環境

Windows
  • Windows 10 以降
  • Windows Server 2016 以降

前提

  • すでに他のサーバーに PostgreSQL がセットアップされ外部から接続できる状態であること。 pgAdmin のみのインストールでは PostgreSQL サーバーは不要ですが接続先の確認として必要です。

pgAdmin について

pgAdmin は PostgreSQL で公式にサポートされているデータベースを操作するための GUI ツールです。 データベースの状態が画面として表示されているのでコマンドベースに比べて情報や操作が分かりやすいと思います。 ただし全てのデータベース操作がサポートされているわけではなく一部はコマンドを使用しないと行けないこともありますが、 基本的な操作についてはほぼ GUI で操作可能です。

ちなみに pgAdmin はデータベースを操作するためのクライアントツールですので、 pgAdmin を使用する環境に PostgreSQL サーバーをインストールする必要はありません。 別サーバーに PostgreSQL データベースがあれば pgAdmin でそのデータベースをネットワーク経由で操作することになります。

PostgreSQL をインストールする際に pgAdmin は一緒にインストールすることができるので、 PostgreSQL サーバーでは個別に pgAdmin をインストールする必要はありません。

ダウンロード

Web ブラウザで以下のページにアクセスします。

各バージョンのリンクがあるので最新版をダウンロードします。

インストール

ダウンロードしたインストーラーを起動します。

「Install for me only」を選択します。どちらを選択しても構いませんが今回は推奨されている方を選択しています。

「Next」ボタンをクリックします。

License Agreement をよく読み「I accept the agreement」にチェックをつけて「Next」ボタンをクリックします。

インストール先に変更がなければ「Next」ボタンをクリックします。

スタートメニューのフォルダ名に変更がなければ「Next」ボタンをクリックします。

設定内容に問題がなければ「Install」ボタンをクリックしてインストールを開始します。

インストールが完了したら「Finish」ボタンをクリックして閉じます。

pgAdmin 起動

スタートメニューから「pdAdmin 4 v7」を選択します。バージョンによって名前が変わることがあります。

マスターパスワードの設定

pdAdmin を初めて起動するとマスターパスワードの登録を求められます。 第三者が勝手にデータベースを操作出来ないように設定が必要となります。

接続確認

他サーバーにある PostgreSQL データベースに接続できるか確認してみます。 接続先情報は環境によって異なるのでここでは手順のみを説明しています。

pgAdmin を起動したら Servers を右クリックして「Register > Server...」を選択します。

「General」タブの「Name」にはサーバーを識別しやすい名前を入れておきます。

「Connection」タブを選択します。「Host name/address」「Maintenance databalse」「Username」「Password」あたりを入力していきます。 毎回パスワードの入力が面倒な場合は「Save password」を ON にして下さい。 ちなみに Host については pdAdmin が名前解決出来ない場合があるのでその場合は IP アドレスを直接指定してください。

他の入力項目については必要に応じて入力してください。 入力が終わったら「Save」ボタンをクリックします。

対象サーバーのデータベースに接続できれば確認は完了です。