PostgreSQL をインストールする (Windows 版)

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動作確認環境

PostgreSQL
  • PostgreSQL 15
Windows
  • Windows Server 2019

動作必須環境

Windows
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • それ以外のバージョンでも動作することはありますが公式ではサポート外です。

ダウンロード

Web ブラウザで以下のページにアクセスします。

Download the installer のリンクをクリックします。

最新バージョンのある Windows x86-64 のダウンロードリンクをクリックしてダウンロードします。

インストール

ダウンロードしたインストーラーを実行します。

「Next」ボタンをクリックします。

PostgreSQL をインストールする場所です。特に指定がなければ「Next」ボタンをクリックします。

使う可能性が低いのは「Stack Builder」ぐらいだと思いますが、特になければそのまま全てインストールして問題ありません。

コンポーネント 説明
PostgreSQL Server PostgreSQL のデータベースサーバー本体
pgAdmin 4 データベースを GUI で操作できるツール
Stack Builder 周辺ツールをインストールするツール
Command Line Tool PostgreSQL データベースをコマンドで操作できるツール

PostgreSQL のデータを保存する場所です。特に指定がなければ「Next」ボタンをクリックします。

PostgreSQL の管理者のパスワードを入力します。アカウント名は「postgres」で固定になっています。 管理者なので特に本番運用では安易なパスワードは指定しないようにしましょう。後で変更することもできます。

他の PC 環境から接続するときに使用するポートです。特に指定がなければ「Next」ボタンをクリックします。 セキュリティ強化の為に別のポート番号を指定する方法もありますが、運用や保守が複雑になる可能性があるので注意してください。

初期設定では「[Default locale]」になっていますが、 これはインストーラーを実行している Windows のロケール設定に合わせてロケールが決定する選択肢なので、 ここではロケールを使用しない「C」を選択します。

これまでの設定内容を確認し問題がなければ「Next」ボタンをクリックします。

「Next」ボタンをクリックしてインストールを開始します。

「Launch Stack Builder at exit?」にチェックが付いたまま「Finish」ボタンをクリックするとそのまま Stack Builder によるセットアップが起動してしまうので不要であればチェックは外しておきます。 Stack Builder は後で設定することも可能です。

環境変数の設定

環境変数を設定するとコマンド プロンプトなどで PostgreSQL のコマンドを使用するときに実行ファイルのパスを指定しなくてもよくなるため便利になります。

環境変数の設定画面を表示するまでの手順は Windows のバージョンによって異なります。ですがスタートメニューで「環境変数を編集」と入力すると一発で表示されます。

「システム環境変数」の中から「Path」を選択して「編集」ボタンをクリックします。

「新規」ボタンをクリックします。

コマンドを実行できる「psql.exe」のパスを入力します。 PostgreSQL 15 のデフォルトのパスは以下のようになっているのでそのパスを入力します。 バージョンによってパスは異なりますので注意してください。 EXE ファイル名まで含める必要はありません。

C:\Program Files\PostgreSQL\15\bin

実際にファイルがあるかどうかはエクスプローラーで開いて確認してください。

入力したら OK ボタンをクリックして環境変数の画面を全て閉じます。

動作確認

スタートメニューを開いたら cmd と入力してコマンド プロンプトを開きます。

以下のコマンドを入力して実行します。

psql --version

PostgreSQL のバージョンが表示されたら環境変数の設定は成功していることになります。

そのほか

GUI でデータベースを操作する

スタートメニューから「PostgreSQL > pdAdmin 4」を起動します。

コマンドでデータベースを操作する

スタートメニューから「PostgreSQL > SQL Shell (psql)」を起動します。