スキーマ (データベース) の作成
動作確認環境
- MySQL
-
- MySQL 8.4
- MySQL Workbench
-
- 8.0
- Windows
-
- Windows Server 2022
動作必須環境
- MySQL
-
- MySQL 8.4 以降
- 以前のバージョンでも可
- MySQL Workbench
-
- 8.0 以降
- Windows
-
- Windows 11
- Windows 10
- Windows Server
-
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
前提条件
- MySQL データベースに接続できることを確認していること
- Workbench を使用する場合は Workbench がインストールされていること
- スキーマを作成できる権限でデータベースに接続すること
スキーマについて
MySQL におけるスキーマとは他のデータベースでは「1つ分のデータベース」に該当します。 基本的にはこの考え方でいいですが、扱いが若干異なる部分もあるので詳しくは公式サイトや他のサイトで確認してください。 ここではスキーマを作る手順についての説明になるためスキーマ自体の説明はしません。
Workbench でのスキーマの作成
スタートメニューから「MySQL > MySQL Workbench」を選択します。
データベースに接続します。
最初からある「sys」スキーマはシステム用なので別途新規で作ります。 左にある「Nevigator」ペインから「Schemas」タブを選択し、空白部分を右クリックして「Create Schema」を選択します。
名前を入力します。デフォルトでは小文字に変換されてしまうので最初から小文字で入力したほうがよいです。 他の値は必要であれば変更してください。 入力したら右下の「Apply」ボタンをクリックします。
実行される SQL が表示されるので「Apply」ボタンをクリックします。
成功したら下図のように表示されるので「Finish」ボタンをクリックします。
Schema タブに入力したスキーマが追加されていることを確認できます。
コマンドでのスキーマの作成
コマンドの実行の仕方はいくつかありますが、今回は MySQL がインストールされている環境でのコマンドラインツールを使用します。
スタートメニューから「MySQL > MySQL 8.4 Command Line Client」を起動します。 Unicode 版もありますが、半角英数字だけ使用するならどちらでも代わりはありません。
MySQL 管理者のパスワードを入力します。
SQL が実行できるので以下のように入力します。スキーマ名は自由に設定してください。 SQL は複数行入力できるため、SQL の終わりを認識させるために最後にセミコロンが必要です。 入力したら Enter キーを押します。
CREATE DATABASE `test_schema2`;
エラー無く実行できれば完了です。
以下の SQL を実行すると作成されているスキーマ一覧を確認することができます。
SHOW DATABASES;