裏技(ロケハン)ありでの低歩数クリアを目指すための Tips

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概要

セーブデータのバックアップ、復元を使用したロケハンを行いつつ低歩数でクリアを目指すためのテクニックをまとめています。

裏技としてはセーブデータのバックアップ、復元のみを使用するので、セーブデータの中身やメモリをいじったりする様な不正処理などは一切行いません。 また、ゲームプレイ中に特別な裏技を使用することはありません。あくまでもゲームをプレイする際にダンジョン内を把握してプレイするという形になります。

ちなみにこの Tips では「歩数」とよく書いていますが、シレンにおいては「ターン」として意味を置き換えてください。

セーブデータのバックアップ・復元方法について

ゲームのハードによって方法が異なります。以下のサイトなどを参考にしてください。

ただし、セーブデータのバックアップ・復元は公式でサポートされている行為ではありませんので、データが破損した場合でも自己責任であり、サポートは受けられませんのでご注意ください。

低歩数クリアを目指すにあたって

本テクニックでは特定のダンジョンについて限定はしていません。どのダンジョンでも汎用的に有効なテクニックについて説明しています。 もちろんダンジョンによっては絶対に出ないアイテムがあったり制約があったりしますので、それらについては汎用テクニックをベースにそのダンジョンに合わせて調整してください。

最初の1歩

挑戦したいダンジョンに入ったら何も行動せずにゲームを中断して終了します。ゲームを終了したらセーブデータをバックアップします。 これでそのダンジョンは何度もやり直しが可能になり、最終的に低歩数クリアの開始地点ともなります。

ロケハン

最初のセーブデータをバックアップしたら気が済むまでダンジョンを調査します。 基本的にはそのダンジョンの最終フロアまで全てのフロアを隅々まで調べますが、途中で手に入るアイテムやワナ、階段、出会う敵によっては探索を省略してもよいことも多々あります。

裏技としてセーブデータのバックアップ・復元は可能ですので、ある程度進んだら一度中断してセーブデータをバックアップすることによってロケハンの難易度を減らすことができます。 ただし、それ以外については通常プレイと変わりませんので、普通にダンジョンをクリアできる程度の実力は必要です。

ロケハンをある程度実施した結果、序盤の段階でアイテムの引きが悪かったりフロアが複雑そうであれば早々にあきらめてもう一度新しくダンジョンに入りなおすのも手です。 この状態で頑張って深層まで進んでも低歩数に繋がらない可能性もあります。

30近いあるダンジョンのうち「警告の谷」「死線の回廊」のダンジョンはターン制限があるため、ロケハン自体の難易度が上がります。 また、「旧道」についてはリアルタイムが影響するため、行動の完全再現が不可能な場合があります。旧道についてはあくまでもフロアの調査までが目的となります。

ロケハン (初回・必須)

まず最初にロケハンを行う目的としては以下のものを確認します。

  • 各階の構造
  • 各階のシレンの開始位置
  • 階段の位置
  • アイテムの位置と内容 (店の内容も含む) (未識別アイテムも識別しておく)
  • 敵の初期位置
  • ワナの位置
  • そのほか (草子どりが纏う草、など)

これらについてはダンジョンに入った時点で確定するのでセーブデータを復元しても毎回同じになります。 少なくとも「シレンの開始位置」「階段の位置」「アイテムの位置と内容」が分かれば、攻略に必要なアイテムだけを拾いつつ最短で階段に向かうことができるので、歩数の短縮に対して大幅な貢献ができるようになります。

敵の位置についてはターンごとに敵が動いたり発生したりするのであまり気にする必要はありませんが、より厳密に低歩数を目指すなら敵の存在の把握も重要な要素となります。

ロケハン (2回目以降・任意)

より低歩数を目指すなら2回とは言わず、何十回、何百回と繰り返しロケハン挑戦する必要があります。 一応旧道以外については行動と結果は完全再現が可能となっているので、1ターンレベルで歩数の短縮を目指すこととなります。

ただし完全な最適化を行うことは実質不可能です。理由はいくつかあります。

  • 今いるダンジョンに挑戦できるのは基本的に今プレイしているプレイヤー自身一人のみであるため。 他のゲームであれば、同じダンジョンにいろんな人が挑戦してお互いに最適化しあえるが、本ゲームがランダムダンジョン前提であり、他の人の力を借りることができない。
  • 行動パターンが1ターンで10パターンあるとしたら2ターンで100パターン、3ターンで1000パターンとなり全パターン調査は実質的に不可能。 無茶苦茶都合よく見積もって1ターンにおける行動パターンが2パターン、100ターンでクリアする場合でも、行動パターンは 1.2676506e+30 となる。
  • 前にとった行動がいい結果だったとしても、後の結果に悪影響することもある。例えば敵をスルーしてターンを短縮したがレベルが上がらずに下層の敵を倒しきれない、ということもざらにある。
  • そもそもアイテムの引きが悪ければ最適化以前の問題なのでダンジョンの選定×ロケハン回数を考えるとほぼ無理

そのため、低歩数を目指す場合は全ての場面で最適化を目指すのではなく、あらかじめ「Nターンでクリアしよう」という目的を持ってプレイしたほうが無駄な時間を費やすことが少なくなるかと思います。

ちなみに2回目以降ではランダム要素も味方につける必要があるため、それらについては後半で説明します。

低歩数挑戦

ロケハンが終わったら後はロケハンの情報をもとに1ターン目のセーブデータを復元してプレイを開始しクリアを目指します。

ロケハンを1回だけ行っているのであれば、最短経路を目指しつつ場面場面で状況を判断して行動していきます。

最短ターンを目指す場合は複数回ロケハンを行った実績をもとに完全再現で行動を行います。1ターンでも行動をミスるとほぼ確実に後の行動でズレが発生します。 その場合はまた最初からやり直す必要があります。

完全再現

この Tips で度々「完全再現」という単語を使用していますが、公式や一般的な名称ではなく便宜上ここで名前を付けているだけです。

意味合いとしては前にも記載した通り「シレンが1つもずれなく同じ行動をした場合、敵の移動やダメージなどが完全に再現できる」という意味です。 仮に1ターンでも別な行動を取ると以降は完全な再現が困難になります。

ただし、ランダム要素は階単位であるものが多く、例えば間違って階段を降りる前に素振りしてしまったとしても、次の階以降には影響が無い場合もあります。

低歩数クリアに必要なアイテム

低歩数クリアを目指すならそれに貢献できるアイテムが非常に重要になってきます。もちろんダンジョンによっては絶対に出ないアイテムなどもありますので臨機応変に対応してください。

歩数短縮アイテム

以下のアイテムがあれば直接的に歩数を減らすことができます。

アイテム 説明 通常プレイでも短縮に有用 完全再現で重要
バクチの巻物 ランダム要素があるが5フロア進める
祝福の壺 バクチの巻物の使用回数を増やす、トンネルの杖の効果を増やす
祝福の巻物 バクチの巻物の使用回数を増やす、トンネルの杖の効果を増やす
フィーバーの壺 バクチの巻物や各杖を増やせる
飛びつきの杖 歩数を短縮したり、穴や水でワープできる
場所替えの杖 敵がいれば短縮可能
高跳び草 階段が遠いフロアなどで有用
トンネルの杖 迷路、S字、N字フロアなど壁越しに部屋がある場所で有用。祝福状態だと20マス掘れる
つるはし 迷路で短縮に使える。完全再現を行うなら武器に合成したほうが良い
吹き飛ばしの杖 場所替えの杖とセット。入れ替え距離を伸ばせる
壁抜けの腕輪 トンネルの杖の代用。壁フロアにおいてより短縮が可能な場合があるが手に入りにくい。基本低レベルクリアになるのでずっと使えるわけではない
水グモの腕輪 水路移動で短縮できるが、完全再現なら飛びつきワープの方が有用。杖がない、水が近くにあるなら有用
底抜けの壺 階段が遠いフロアで有用。高跳びより使いやすいが保存の壺に入れられないのでアイテム拾いで邪魔になりやすい。浮遊フロアだと使いにくい
トドの壺 店や小島にある重要なアイテムを取る。遠いアイテム(10マス)を取るときの短縮に使える
浮遊の腕輪 水グモの腕輪の上位版だが、完全再現なら飛びつきワープの方が有用。杖がない、穴が近くにあるなら有用

シレン強化アイテム

低歩数に挑戦するにあたって他のゲームでもあるあるですが、レベルアップやアイテムの入手機会がとても少なくなります。 なるべく一気に強化できるように行動することも重要です。

アイテム 説明 通常プレイでも有用 完全再現で重要
強化の壺 低歩数で成長すらままならない中で勝手に装備を強化できるので強い
狂戦士の札 序盤に敵を強化してレベルアップしたい場合に使える
しあわせの杖 序盤に敵を強化してレベルアップしたい場合に使える
しあわせの札 序盤に敵を強化してレベルアップしたい場合に使える
身代わりの杖 序盤に敵を強化してレベルアップしたい場合に使える
バクチの巻物 運が避ければレベルが10上がる。完全再現なら普通にフロア移動に使った方が良い
ちからの種 通常の強化アイテムで最低限ダメージ効果が感じられるもの。また光る床でアイテム入手機会を少しでも増やす場合に

天の恵みの巻物やしあわせ草などの通常強化アイテムもありますが、実感できるほど強くはならないので除外しています。

ロケハンアイテム

ロケハンは基本的に探索がメインなので探索の効率がよくなるアイテムが重要となります。

アイテム 説明
あかりの巻物 階段の位置が簡単に分かる。1つ手に入れればセーブデータ復元で全ての階で使える
めぐすり草 歩数短縮に使える「落し穴のワナ」「バネのワナ」「フロア移動のワナ」を探すのに有用。1つ手に入れればセーブデータ復元で全ての階で使える
識別の壺 識別しにくい腕輪を識別するのに使える
識別の巻物 識別しにくい腕輪、壺を識別するのに使える。1つ手に入れればセーブデータ復元で何度でも使える
鑑定士の腕輪 識別の手間が一切なくなるが、本番で未識別のまま各アイテムを使う場合は未識別の名前も記憶すること
道具感知の腕輪 アイテムの場所を優先して探索できるので楽
気配察知の腕輪 完全再現でプレイする場合、敵の位置の把握で重要。本番プレイでもあると便利
透視の腕輪 道具感知の腕輪と気配察知の腕輪のいいとこどり。本番プレイでもあると便利

ロケハンは通常プレイと同じなので後は攻略に必要なアイテムが必要です。

完全再現で使用注意アイテム

以下のアイテムは持っているアイテムによってランダム要素が変化するため、ロケハンと本番で結果が異なる可能性が高くなるべく使わない方が良いです。

  • 福寄せの壺
  • 厄寄せの壺

ランダム要素解析

ゲーム内ではいろいろな要素がランダムで決定されていますが、基本的には完全再現が可能となっています。

ランダム要素がどのように決定されるかはそのフロアでどれだけランダム判定が行われたかとそのほかいくつかの要素によります。

※ただし、この内容は調査中のものであるため、実際には異なる可能性がありますので注意してください。

ダンジョンに入った時点で決定されるもの

ダンジョンに入った時点で決定するので、セーブデータのバックアップ・復元による攻略では完全に固定化することができます。

  • 全フロアの構造 (壁とか部屋とか)
  • 各階のシレンの初期位置
  • 階段の位置
  • ワナの位置と内容
  • アイテムの位置と種類 (未識別名も決定されます)
  • 敵の初期配置 (昼と夜の初期位置はそれぞれ決まっています。例えば昼から夜に変わったときはそのフロアの途中でも。夜の初期位置が採用されます。ただしシレンの位置と敵の位置が被っている場合は不明です)
  • 敵が寝ているか (目を覚ますかは別)
  • 草子どりが最初に纏っている草

各階開始時点のシレンの状態、かつ、シレンの行動によって変わるもの

「シレンの状態」については後で説明しますが、シレンの状態によって各階のランダム要素が開始時点で変化してしまうので同じ行動をしたとしても敵の行動が変わったりします。 完全再現による行動以外は、以下の項目はランダムだと思った方がいいでしょう。

「シレンの行動によって変わる」と書いていますが、実際にはシレンの行動後いろいろなランダム判定が行われるのでその影響が反映されます。

基本的にはランダム要素があるもの全般です。

  • 部屋に入ったときに敵が起きるか (最初の部屋も含め)
  • シレンを視認してない敵がどこに向かうか
  • 敵の攻撃の種類
  • ダメージ全般
  • 敵の自然発生位置と敵の種類
  • ワープの行き先 (ワープワナ、高跳び草、飛びつきワープなど。シレンのワープ時の位置もある程度考慮されます)
  • クリの爆発
  • バクチの巻物の効果
  • 福寄せの壺、厄寄せの壺の効果
  • レベルアップ時のHP上昇量
  • 光る床がアイテムか敵か。また、アイテムの種類、敵の種類
  • フワッティーのフロア移動数
  • 敵がアイテムドロップするか、またその種類
  • 針親どり、針老どりが身にまとう草
  • 会心が発生するかどうか
  • 攻撃時、敵への状態異常が発生するかどうか
  • つるはしの壊れるかどうか
  • 魔道の杖の効果
  • ワナが発動するかどうか
  • ランダム性のあるワナの効果

たぶん他にもいろいろありますが書ききれないので省略。

未調査

まだ調査していないものですが基本的には他のランダム要素と同じだと思います。

  • 二択屋の結果

ランダム要素に影響するシレンの開始状態について

いくつかの要素については階を降りたタイミングのシレンの状態がその後のランダム要素に影響します。

検証の結果確定しているもの

  • 剣、盾を装備しているか (強さの影響を受けるかは不明。影響は無いように思える)
  • シレンがピンチかどうか
  • 福寄せの壺、厄寄せの壺を持っているかどうか
  • 強化の壺、弱化の壺に剣や盾、杖を入れているかどうか

関係ないもの?

  • シレンがスーパー状態かどうか (未検証です)
  • レベル
  • 最大 HP
  • 現在 HP
  • 経験値
  • 満腹度
  • 最大満腹度
  • ギタン
  • 所持しているアイテム (一部除く)

ランダム要素が変化するシレンの行動

基本的にはシレンがどのように行動しようとも次のランダム結果が変わる可能性があるのですが、以下の行動を行うと追加でランダム結果が変化します。

検証の結果確定しているもの

  • ピンチ状態での全ての行動 (ピンチ中毎ターン)
  • フロアの構造を変える (トンネルの杖、土塊の杖など)
  • ワナのあるマスに乗る
  • レベルアップ行為
  • ワープ行為
  • トンネルの杖使用時、祝福されているかどうか
  • バクチの巻物
  • ダメージを与える、ダメージを受ける
  • 中断

影響はあるが行動次第で変わるもの

  • 敵の状態、行動が変化する行動

ランダム要素が変化しないシレンの行動

これらは敵がいないと仮定した場合の行動結果です。ほとんどの場合敵がいるので次のターンのランダム結果は変化します。

  • シレンの状態変化 (倍速、無敵など。ピンチは除く)
  • 敵の次の行動にランダム要素を与えない行動
  • 素振りでワナを出す
  • HPや満腹度の変化 (ピンチ状態になるHP変化は除く)
  • 移動
  • ランダム要素のないアイテムの使用 (一部除く)

例えば「死線の回廊」の20の倍数のフロアでは、敵が1匹だけ寝ているので、基本的に敵に変化が無い限りはターン数を経過しても次のランダム結果は変化しません。

低歩数を目指すために実践すべき要素

アイテムの整理にかかるターンを減らす

例えばアイテムを拾おうとしたとき、アイテムがいっぱいなだけで最低でも1ターン無駄にしてしまいます。

いらないアイテムは拾わない

ロケハンを最低でも1回行えば何のアイテムが落ちているかは分かります。 その中で冒険に不要なアイテムもあるため、そのアイテムを拾いに行かない事により大幅に歩数を減らすことができます。

また、通る道の途中にターンを消費せずに取れるアイテムがあった場合でも、そのアイテムが使わないものであれば取るべきではありません。 後で結局捨てることになりますし、アイテムがいっぱいになって別のアイテムを取るときに余計なターンを消費してしまうためです。

可能であればアイテムは24個にならないように行動するのがベストです。

保存の壺に入れるもの

保存の壺に入れたり出したりするだけでも1ターン消費してしまいます。そのため保存の壺には入れっぱなしで完結するようなアイテムを入れるのが良いでしょう。

ダンジョンの種類や行動の方針によって違うため「これ」というアイテムはありませんが、

  • 壺に入れたら最後まで出すことの無いアイテム
  • 長い間壺から出すことの無いアイテム
  • 巻物 (水の上を歩く場合)
  • 焼かないおにぎり (爆発のワナ、オヤジ戦車の攻撃を受ける場合)
  • 店のアイテムを拾うとき

を入れた方がいいでしょう。あえて選ぶとすれば「杖」が何回も使えるものなので比較的長く壺に入れっぱなしにできます。

完全再現で行動するなら、おにぎりなどの食料はデロデロのワナを踏む予定が無いのであれば入れる必要はありません。 また、ギャドン対策も不要です。もちろんカッパ、物荒らし、スコッピー対策も不要です。 当たり前ですが、不要になるように何度もロケハンを行ってください。

ギタン砲を使う場合は事故防止の為に入れておいていいと思います。

店のアイテムは「移動」と「拾う」の行動は別なので、このタイミングで保存の壺に入れてしまっても問題ありません。 もちろん長く保存の壺に入れっぱなしにできるアイテムを選ぶことが重要です。

保存の壺に入れてはいけないもの

  • 札 (重ねて拾えるため、壺に入れない方が拾いやすい)
  • 矢 (重ねて拾えるため、壺に入れない方が拾いやすい)
  • すぐに消費してしまうもの

不要な敵とは戦わない

完全再現前提ですが、ギタンマムル1匹倒せばレベル19になるのでダンジョンによってはこれで十分になるかと思います。 後は拾ったアイテムを駆使すれば深層でもなんとかなると思います。ただ、ラビ系やドラゴン系、デブータ系はうまく調整しないと難しいかもしれません。

実戦実況プレイ動画