新機能紹介
Ver 4.0
チェックリスト管理ソフト「ラステイル」 Ver4.0 で追加された新機能について紹介しています。
チェックリストの同期
チェックリストはファイル単位で管理されているため、Ver 4.0 よりの前のバージョンでは、ひとつのプロジェクトファイルを複数のユーザーで共有している場合や、複数の PC でファイルを同期している場合、ファイルが更新されてどのファイルが最新のデータは判断できませんでした。
Ver 4.0 ではファイル、または各チェック項目が更新されているか確認するようになったため、複数のユーザー、PC で常に最新の状態を保てるようになりました。
Ver 3.0
チェックリスト管理ソフト「ラステイル」 Ver3.0 で追加された新機能について紹介しています。
各チェック項目の入力列を任意に設定可能
Ver2.0 では入力項目が「チェック」「タイプ」「内容」の3つで固定でしたが、Ver3.0 では列を自由に増やすことができるようになりました。
各々の列にデータを入力するためのコントロールも自由に設定できます。
上がデフォルトの列項目、下が任意にカスタマイズした列項目
入力コントロールの追加
従来の入力コントロールのほかに「単一行テキストボックス」「日付入力」「チェックボックス」のコントロールが追加されています。
もちろん、列にどのコントロールを割り当てられるかは自由です。
チェック | チェックマークを入力します。このコントロールはいちばん左の列専用コントロールです。 | |
ラステイル用拡張テキストボックス | 複数行のテキストを入力したり、入力テキストのフォント、スクロールバーの表示を変更できるテキストボックスを表示します。 この設定は環境設定で変更することができます。 |
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単一行テキストボックス | 単一行のテキストボックスを表示して任意のテキストを入力できます。 | |
コンボボックス | 選択アイテムリストで編集した項目から選択できるコンボボックスを表示します。 | |
日付入力 | 年月日を選択するコントロールを表示します。 | |
チェックボックス | チェックの ON, OFF を選択するコントロールを表示します。チェックをつけている場合は「○」、つけていない場合は空文字になります。 | |
更新日時 | この項目は入力項目ではありません。他の列を編集するとその時点での日時が表示されます。 |
チェックリストのフォルダを実フォルダとして構成
チェックリストツリーのフォルダ構成を実際に存在するフォルダ構成と一致させるようにしました。チェックリストファイルもフォルダ構成に配置され、チェックリストファイルをそのフォルダ内にコピーするだけでラステイル起動時に自動的に読み込めるようになっています。
チェックリストを階層化して管理
チェックリストビューを分割して2つのチェックリストを同時閲覧
チェックリストビューを分割することにより、2つのチェックリストを同時に閲覧、編集することができるようになりました。2つのチェックリストを比較する際などに重宝します。
ビューは「水平分割」「垂直分割」の両方に対応しています。
水平分割と垂直分割が可能
検索機能
各チェックリストには検索ツールバーがあり、指定した列に対して検索を行うことができます。これは従来の「タイプ検索」、「テキスト検索」を可変列に対応した形になっています。
検索列を選択して絞り込みを行う
上記の検索とは別にチェックリスト全体に対して検索できる機能が追加されています。
検索を行うと検索結果パネルに結果が表示され、各項目をダブルクリックすることで対象のチェックリストが開きます。
パスワードによるチェックリストの保護
チェックリストをパスワードによって暗号化することができます。チェックリスト単位にパスワードがかけられるので、他のPCにファイルを移動させても同じパスワードで復号化することが可能です。
また、チェックリストを開くたびに同じパスワードを入力しないように、ラステイル起動中の間一時的にパスワードを自動適用する機能もあるので入力の手間も省けます。
チェックリストテンプレート
一度作成したチェックリストの列情報をテンプレートとして保存することができます。
保存したテンプレートは新たにチェックリストを作成する際に使用できたり、また、既存のチェックリストの列情報を一括で変更することができます。
ドッキングパネルで自由なレイアウト
チェックリストツリーパネル、検索パネル、検索結果パネルはウインドウにドッキングさせたり、フローティング状態にできます。また、必要な時にだけ表示させる「自動的に隠す」機能などがあり、自由なレイアウト、かつチェックリストを広い領域で編集することが可能になっています。
左右上下、ドッキング状態、自動的に隠すなど、自由なレイアウトで配置可能です
チェックリスト全体をプロジェクトとして管理
従来はチェックリストをラステイルフォルダ内のみで管理していましたが、Ver3.0 ではプロジェクト単位で扱うことができ、データを作成する場所を指定できたり、複数のプロジェクトを作成することができます。
ウィザードヘルプ
初めてラステイルを使う方にとってどのように操作したらいいか分からない方もいるかと思います。そのため起動時に「ウィザードヘルプ」が起動し、操作の手順などをウィザード形式で説明してくれる機能が追加されました。
もうすでに使い方を知っている方や、慣れてきた方などは、このウィザードを起動しないように設定することもできます。
ショートカットキーの割り当て
Ver2.0 まではショートカットキーが固定であったため不便に思う方もいたと思いますが、Ver3.0 ではショートカットキーを自由に割り当てることができるようになりました。
また、デフォルトでショートカットキーが割り当てられていないメニューなどにも自由に追加することができます。ショートカットキーはほぼすべてのメニューに対して割り当て可能です。
チェックリストを自動で開く
前回ラステイルを終了するときに開いたままのチェックリストがあった場合、再度ラステイルを起動したときに自動的に開くようになりました。
また、個別のチェックリストごとに自動的に開く設定ができるので、ラステイルを起動したときに必ず見るべきチェックリストに設定しておくとよいでしょう。
古いバックアップファイルの削除
自動的にバックアップファイルを作成していると、今後使いそうもないファイルがたまっていくと思います。Ver3.0 では自動的に作成されたバックアップファイルで古いバックアップファイルを自動で削除する機能が追加されました。
ラステイル終了時に指定された期間を過ぎたバックアップファイルが自動で削除されます。この機能は初期設定ではオフになっています。
作成手順ウィザード
ウィザードヘルプは、ラステイルの使い方がまだよく分からないという方のために、ウィザード形式のヘルプで操作手順などを説明していく機能です。
ウィザードヘルプはラステイル起動時に自動的に表示されるため、ヘルプの存在を知らずに使い方が分からないまま、というよくありうる現象を未然に防いでくれます。必要がなくなった場合は、次回以降表示しないようにも設定できます。
また、ウインドウのサイズが小さいため、ヘルプを見ながら操作するときも邪魔になりません。