ソフトウェア概要
本ソフトは、日常生活や作業の工程などで様々なチェック項目をリストアップし、用途にあわせたチェックをつけていったり、リストを印刷することが出来るソフトウェアです。チェックリストはいくつでも作成することができ、フォルダ構成によって管理することができます。
以下に主な機能、便利な機能などを紹介しています。
チェック内容の入力がとても簡単
チェック項目を追加したら、直接リスト内をクリックするだけで各項目を入力、選択できるようになっています。わざわざ別なダイアログを表示して入力するなどの手間がかかりません。
リストをクリックするだけでテキストを入力可能
アイコンを自由に登録できる
チェックマークに使うアイコンはもちろん、各チェックリスト、フォルダなどのアイコンも自分で好きな画像を用意して登録できます。アイコンの種類や数に制限もないので、見るだけで楽しくなるようなリストを作成することも出来ます。
アイコンを自由に登録
同時に複数のチェックリストを編集可能
編集しているチェックリストはタブで管理されているので、必要なものだけ開いて、あとはタブで切り替えて編集することができます。
タブの並びはドラッグで変更可能
また、ビューを分割して2つのチェックリストを同時に見ながら編集することもできます。
水平分割と垂直分割が可能
チェックリストをフォルダごとに分別できる
チェックリストを単調なリスト構造ではなくツリー形式で表示しているので、フォルダを作成して階層化し、種類や目的にあわせた並べ方が可能になります。チェックリストをたくさん登録しても、フォルダを閉じたり出来るので邪魔になることはほとんどありません。
また、フォルダ構成は実際に存在するフォルダ構成と一致しているため、チェックリストファイルをそのフォルダ内にコピーするだけでラステイル起動時に自動的に読み込めるようになっています。
チェックリストを階層化して管理
チェックも簡単
リストの一番左の欄をクリックすれば、登録してあるチェックマークを選択できます。また、チェックバーを使えば、選択しているチェック項目に対して一括チェックも出来ます。
左が直接アイコン指定、右がチェックバー
また、シングルチェックを使えば、わざわざコンボボックスを表示しなくても指定したチェックマークをワンクリックで付けることも可能です。
選択したアイコンはツールバーに表示されます。
各チェック項目の入力列を任意に設定可能
チェック項目の入力項目を列編集で変更することができ、自由なデータ入力が可能になっています。
上がデフォルトの列項目、下が任意にカスタマイズした列項目
グループ表示で見やすく
グループ表示を使用すると、各選択項目ごとに並び替えることができ、さらに見やすく表示させることが出来ます。(Windows XP 以降で使用可能)
左が通常リスト表示、右がグループ表示
検索機能
各チェックリストには検索ツールバーがあり、指定した列に対して検索を行うことができます。
検索列を選択して絞り込みを行う
検索を行うと検索されたチェック項目のみが表示されるようになります。
検索された項目のみが表示される
また、ラステイルには別に検索機能があり、複数、すべてのチェックリストを一括で検索することができます。
検索を行うと検索結果パネルに結果が表示され、各項目をダブルクリックすることで対象のチェックリストが開きます。
アイコン登録も簡単
アイコン登録ダイアログを表示したら、リスト内に画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単に登録できます。また、大きな画像も自動的にアイコンサイズに縮小されるので、わざわざ画像編集ソフトで縮小する手間も省けます。ホームページなどで表示されている画像も直接ドラッグすれば登録可能です。(その場合著作権には十分注意してください)
ドラッグ&ドロップによるアイコン登録
パスワードによるチェックリストの保護
チェックリストをパスワードによって暗号化することができます。チェックリスト単位にパスワードがかけられるので、他のPCにファイルを移動させても同じパスワードで復号化することが可能です。
また、チェックリストを開くたびに同じパスワードを入力しないように、ラステイル起動中の間一時的にパスワードを自動適用する機能もあるので入力の手間も省けます。
チェックリストテンプレート
一度作成したチェックリストの列情報をテンプレートとして保存することができます。
保存したテンプレートは新たにチェックリストを作成する際に使用できたり、また、既存のチェックリストの列情報を一括で変更することができます。
チェックリストは自動保存
入力した内容はラステイルを閉じたときに自動的に保存されるので、わざわざ一個一個保存する手間が省けます。また、なんらかの不具合で保存できなくなる可能性も考慮し、一定時間ごとに自動保存する機能も設定することが可能です。
元に戻す機能
チェック項目を間違ったテキストで入力したり、削除してしまった場合でも、元に戻すを使用すれば、リストを開いている間なら簡単に元に戻せます。
ドッキングパネルで自由なレイアウト
チェックリストツリーパネル、検索パネル、検索結果パネルはウインドウにドッキングさせたり、フローティング状態にできます。また、必要な時にだけ表示させる「自動的に隠す」機能などがあり、自由なレイアウト、かつチェックリストを広い領域で編集することが可能になっています。
左右上下、ドッキング状態、自動的に隠すなど、自由なレイアウトで配置可能です
チェックリストを紙面上に印刷できる
チェックリストはソフトウェア上だけでなく、印刷機能を使用することにより、紙面上のチェックリストとして使用することが出来ます。列の幅などのレイアウトやフォントなども任意に設定することが可能です。
標準の印刷機能を使っているので、プラグインなどがあれば XPS や PDF などのファイルに出力することもできます。
印刷プレビュー画面
チェックリストの同期
チェックリストはファイル単位で管理されているため、Ver 4.0 よりの前のバージョンでは、ひとつのプロジェクトファイルを複数のユーザーで共有している場合や、複数の PC でファイルを同期している場合、ファイルが更新されてどのファイルが最新のデータは判断できませんでした。
Ver 4.0 ではファイル、または各チェック項目が更新されているか確認するようになったため、複数のユーザー、PC で常に最新の状態を保てるようになりました。
作成するファイルはすべて XML 形式
チェックリストファイルなどラステイルが作成するファイルは全て XML という拡張性の高いテキストファイルで保存されます。他のソフトで読み込ませたり、編集することができる場合があります。
ファイルの一括バックアップ
ラステイルで作成したファイルをどこかに一括でバックアップしておきたい場合は、「バックアップ」機能を使うことで任意の場所に ZIP ファイルとしてまとめて出力することが可能です。もちろん必要があれば、バックアップした ZIP ファイルからデータを復元することも出来ます。
バックアップ
また、指定した間隔日ごとに自動バックアップする機能も付いていますので、わざわざ手動でバックアップする手間も省けます。
タスクトレイの配置と自動起動
ラステイルをタスクトレイに配置することによって、タスクバーの領域を節約することが出来ます(任意)。また、スタートアップに登録することによってOSを立ち上げたときにラステイルを自動的に起動させることも出来ます(任意)。
タスクトレイへの配置
作成手順ウィザード
ウィザードヘルプは、ラステイルの使い方がまだよく分からないという方のために、ウィザード形式のヘルプで操作手順などを説明していく機能です。
ウィザードヘルプはラステイル起動時に自動的に表示されるため、ヘルプの存在を知らずに使い方が分からないまま、というよくありうる現象を未然に防いでくれます。必要がなくなった場合は、次回以降表示しないようにも設定できます。
また、ウインドウのサイズが小さいため、ヘルプを見ながら操作するときも邪魔になりません。