でるでる制作記録
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でるでるウォーズ制作にあたっての記録を適当に残しておきます。
日記
でるでるウォーズを作ろうとしたときに書いていた日記です。
2006年06月23日 ゲームを作ってみよう!
ゲーム制作に関して検索していたら、興味深いサイトを見つけた。
[アマチュア開発研究所]
ゲーム作りに関してのサイトだが、特定の分野に関してのゲーム制作手順に関して詳しく説明されている。
このサイトの特徴は、他のサイトではあまり見かけない、プログラミングよりも前の段階であるゲームについての仕様やルールなどを考える部分が例を用いて詳しく説明されてある。ゲーム会社的にいうと「プランナー」の部分にあたるものかな?
また、ひとつのゲームに関して何も無いところから、完成に至るまでの経過が書いてあるので、ゲーム制作をしたい方は一度見てみるとためになるかと思います。プログラムにあまり依存していない分結構読みやすいと思います。
ということで、読んでいたらムショウにゲームを作りたくなってきたので、土日の2日間を利用してゲームを作り上げてみようかと思いたってみました。
とにかく2日しかないので、大規模な理想は絶対に抱かないようにし、最初に決めた仕様で突っ走ってみたいと思います。さらに私自身初の3Dゲームになるので、勉強もかねての制作になります。
まず最初に仕様決め。アマチュア開発研究所にも書いてあるように、あやふやな状態で制作を始めても一向に終わらないので、最初に途中変更なしの仕様を決めてしまいます。
目的
「何度でも楽しめ、印象に残るゲームを作るのだ!!」ではなく、今回は初の3Dゲームということで、3Dゲームの基本を学びつつ、次のステップに繋げるための技術を習得する。
概要
簡単な3Dアクションゲーム。プレイヤーを操作し、フィールド上にいる敵を全滅させること。
戦い方
プレイヤー、敵ともに弾を発射して相手にあてる。敵に何度か当てると倒すことが出来、プレイヤーも何度か受けるとやられる。難易度は比較的簡単。
キャラクター
プレイヤーは1人で、3人称型ビューだが、1人称風でもある。三国無双みたいな感じ。敵は数十体。 制作時間がないので、プレイヤーには「でるでる」を使用。敵は「ジェリー」を使う。 モデル、アニメーションは「ELEM ファイル」を使用。すでにテスト済み。
武器
プレイヤー、敵ともに弾は1種類のみ。弾を飛ばして当てる。プレイヤーはボタンを1回押すごとに1つ弾をだす。押しっぱなしで連続で弾を出すとあまり撃っている感覚がしないので。
フィールド
デモプログラムでも使ったヘイトフィールドを使用。壁の当たり判定は今回は使用しない。決められた範囲内で移動可能。高さあり。ジャンプはできない。
入力デバイス
今回はキーボードのみ。ジョイスティックを入れると制作が間に合わない可能性があるため。
素材
今回は素材をいちいち作成する暇がないと思われるので、すでに作成済みの素材や、フリーで配布されている素材を使用することにする。
動作環境
Windows98 以降で動作するようにしたいと思う。ただし、最低でも Windows XP で動作させるようにする。また、エルフレイナと同様、
- .NET Framework 2.0
- 最新 DirectX End-User Rantime
は必須になる。
スペックに関しては DirectX9 対応のビデオカードが搭載されていれば動くレベルにする予定。ただ、今回はあまりテストする暇はないかも。
そのた
タイトルとかそういうものは作らないことにする。ゲームシステム部分だけ。 また、エフェクトなど、演出を際立てるようなものも時間が無い限りは作らないことにする。 これらは次回の課題とする。
今回、プログラムを1から作るというわけでないです。エルフレイナで使っているコードも流用できるのである程度はライブラリ的に使えるのですが、ただゲーム用のコードはほとんどないので、ゲームを作る過程でうまく作成する必要があるかも。DirectSound なんかは触ってもいないので、どのくらいで出来るかはちょっと不明な点も。
とりあえず、土曜日の夜と日曜日の夜に日記で進捗状態は書いておきます。出来たゲームをホームページで公開しますが早ければ日曜日、遅ければ月曜日以降。
土曜日と日曜日の簡単な予定。
土曜日
ゲームライブラリの充実。ゲームの基本的なシステム開発。当たり判定やビルボード、スプライト関連。キャラクタの表示はデモプログラムでやっていたので問題ないと思う。 できれば、ゲーム開始から終了までが動くようにしたい。
日曜日
補助的な部分の制作。BGMや効果音などは付ける。あとは土曜日に残ったものなどの制作。
っていうか分ける必要なかったかも。とりあえずその時点で出来るものを率先してやっていく感じになるのかな。
ゲーム自体に関して面白いかどうかは分かりません。多分あまり面白くないかも。一応「ゲームを作ってみる」というのが目標なので、「面白いゲーム」に関してはあとで考えてみたいと思います。
…なんかすごいこと書いてしまったんですが、2日で出来なかったらどうしようか…。とも思いつつ、失敗覚悟でもやってみようかと思います。こうでも書かないといつまでたったでもやらないもんですから。(^^)
あ、あともちろん睡眠とかはきちんととる予定です。徹夜なんかはしません。一番怖いのは寝坊かな…?orz
■でるでる■
今回の主人公(?)。毛が3本生えているのが特徴。原作「JPEGバトラー」から生まれた。見て分かるとおり、何を考えてるかを読み取るのは不可能。というか思考能力自体があるのか不明。 体はぶよぶよ。ゼリー状のものが熱で溶けたような感触。 体の色は黄色だが、実は他にも「青」「赤」「黒」のでるでるが存在するらしい。
■ジェリー■
作者が何気なくモデリングしたことから登場した。今回、こいつが大量発生する。 本来は半透明の体なのだが、プログラマーがめんどくさがって、不透明で登場。 変な顔をしているが、実は体の模様という噂も。その所為か表情は変化することは無い。ただし、向きはきちんとあり、顔が付いているほうが「前」である。
2006年06月24日 ゲーム制作進捗 土曜日
画面はこんな感じです。
この後やろうかと思っているのは、
- 画面フェードクラスの作成
- 文字高速描画クラスの作成
- 独自スプライトクラスの作成
- 半透明モデルのZソート(処理が遅くなりそうだったら今回は見送り)
です。ただ、時間の関係上すべて出来るかわかりません。一応システム自体は大体完成したので、都合をみながらやっていきたいと思います。日曜日中には完成できような予感です。
昨日書き忘れましたが、画面はウインドウモードで起動します。
敵は積極的には攻めてきません。というか、1対数十体でバリバリ攻められたらどう考えても絶対かないません。
あと、敵の弾はランダムな方向に発射しますが、たまにプレイヤーに向かって撃ってきます。向かってくる弾をうまくかわしつつ、ランダム弾にも気をつける必要があります。
撃った弾は本来向いている方向に直線的に飛ぶ予定でしたが、地面を這ったほうが面白そうだったので変更しました。地面に半分埋まった弾をくらうのは、なんとなくやるせなかったもので…。(^^)
弾の打ち合い画面
2006年06月25日 ゲーム制作進捗 日曜日
時間も時間なので制作はこれで終わりにします。
難易度は比較的簡単だと思います。慣れればノーダメージでクリアすることも可能だと思います。1回のゲーム時間は数分くらいです。
ただ、それだけだと面白くないので、いくつかのパラメータを自由に設定できるようにしました。
「Data」フォルダにテキストファイルがあるので、中身を書き換えるとゲームに反映することが出来ます。
主に敵の数や、HP、ダメージなんかですが、このファイルを書き換えないと使用できない機能も付けてみたので、ゲームを1回クリアしたら試してみてください。
操作は後で専用のページを作って書きますが、カーソルキーで移動、Xキーで弾発射です。Zキーでキャラの向いている方向にカメラを方向転換できます。Zキーを押しながら移動すると、キャラの向き固定で移動できます。
ゲームは一応完成しましたが、公開までにはいろいろ準備が必要なので、もう少し待ってください。著作権表記とか簡単な説明とかページ作ったりとかあるもので。
PCのスペックに自信のある方は、敵の数を増やしてみてください。(^_^;)