Visual Studio 2022 のインストール手順
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検証環境
- Windows
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- Windows 11
- Visual Studio
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- Visual Studio Community 2022
はじめに
ここではプログラムを開発するためのツール「Visual Studio 2022」のインストール手順について説明しています。
今回の手順では「Community」版を使用していますが、Professional や Enterprise の場合でも入手手段が DVD や ISO になる点以外はインストールの手順は同じです。
Visual Studio Community 2022 については個人での開発目的として使用する場合は無料ですが、会社など法人での利用は制限がありますのでご注意下さい。
事前準備
- Microsoft のサイトであらかじめ Microsoft アカウントを取得してください。Windows 10 以降のバージョンで Windows のサインインアカウントを Microsoft アカウントとして作成している場合はそれを使用して問題ありません。
- ツールをインストールするので管理者権限のあるアカウントで Windows にサインインしてください。
インストール手順
ダウンロード
以下の Web サイトからインストーラーをダウンロードします。 実際にインストールする中身はインストール中にダウンロードされるので、インストーラー自体のダウンロードはすぐに終わります。
Visual Studio のダウンロードをクリックします。
インストーラー起動
ダウンロードした VisualStudioSetup.exe
を実行します。
管理者権限を求められるので「はい」を選択します。
「続行」をクリックします。インストーラーが更新されるので完了するまで待ちます。
ワークロード
インストール画面が表示されます。Visual Studio 2022 ではすべての機能がインストールされるわけではなく開発目的によってインストールする機能を選ぶことができるようになっています。
いくつか主要な開発を例に上げると以下のようなものがあります。
- インターネットなど Web サイトで動くプログラムを作りたい
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- ASP.NET と Web 開発
- Azure の開発
- Node.js 開発
- Windows 上で動くプログラムを作りたい
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- .NET デスクトップ開発
- ユニバーサル Windows プラットフォーム開発
- スマートフォンや他の OS で動くプログラムを作りたい
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- .NET マルチプラットフォーム アプリの UI 開発
- ゲームを作りたい
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- Unity によるゲーム開発
- C++ によるゲーム開発
今回はお手軽に作れる「.NET デスクトップ開発」を選択してみます。チェックを入れると右側にインストールされる項目が追加されます。
個別のコンポーネント
「ワークロード」では大まかなインストール項目を決定しますが、細かくインストール項目を決定したい場合は「個別のコンポーネント」を選択します。
詳しく分からない場合は飛ばして問題ありません。後から追加でインストールすることも可能です。
インストール開始
チェックをつけ終わったら右下にある「インストール」ボタンをクリックします。必要なファイルをダウンロードしつつインストールが行われます。 時間が掛かりますので完了するまでしばらく待ちます。
インストールが完了すると Visual Studio が起動します。先ほどのインストーラーの画面は閉じてかまいません。 Visual Studio を最初に起動したときはアカウントの入力を求められますので、取得済みの Microsoft アカウントでサインインします。(あとで行うこともできます)
二段階認証などを設定している場合は、それらに対応した入力を行います。
サインインが完了するとプロジェクトの作成画面が表示されます。これでインストールと初期セットアップは完了となります。 ちなみに画面のデザインなどはサインインしたアカウントの設定によって変わる場合があります。
プロジェクトの作成と実行
試しにプログラムを動かしてみたいと思います。右下の「新しいプロジェクトの作成」を選択します。
とりあえず画面を表示させてみたいので上の検索項目をそれぞれ「C#」「Windows」「デスクトップ」に設定し「WPF アプリケーション」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
作りたいプログラムの名前をプロジェクト名とします。実際にユーザーに見せるプログラムの名前は後で変えられますので、内部的な名前としては英数字で入力したほうが無難です。 プログラムの作成先のフォルダパスは任意の場所を指定してください。 入力したら「次へ」ボタンをクリックします。
追加情報については特になければそのままでいいです。「作成」ボタンをクリックします。
しばらくすると実際の開発画面が表示されます。 ここから画面のデザインやプログラムの開発を行うのですが、まずはプログラムが動くか確認します。
ツールバーに「▶(プロジェクト名)」のボタンがあるのでクリックします。
するとウィンドウが表示されました。また何も編集はしていませんがとりあえずプログラムが動くことは確認出来ました。 表示されたウィンドウを閉じることによってプログラムを停止させることができます。
これで開発環境は整いました。ここから目的にあわせて自由にプログラムを作っていきましょう。