Windows ログオン時にアプリケーションを管理者権限で実行する

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アプリケーションを Windows ログオン後に実行させる場合は exe ファイルのショートカットなどを「スタートアップ」フォルダに入れておけば自動的に実行されますが、管理者権限で実行されることはありません。もし、Windows ログオン後に自動的に管理者権限でアプリケーションで起動させたい場合は「タスク スケジューラー」を使用します。

まずはタスクスケジューラーを起動します。起動の仕方は OS によって異なりますので以下を参照してください。

Windows Vista
Windows 7
  1. スタートメニュー
  2. アクセサリ
  3. システム ツール
  4. タスク スケジューラー
Windows 8
  1. チャーム
  2. 設定
  3. コントロール パネル
  4. システムとセキュリティ
  5. 管理ツール
  6. タスク スケジューラ

タスク スケジューラーが起動したらウィンドウ右にある「操作」メニューから「基本タスクの作成」を選択します。

基本タスクの作成選択

名前と説明は、実行する内容に合わせて任意に入れてください。

名前と説明の入力

タスク トリガーを「ログオン時」にチェックします。

ログオン時にチェック

「操作」は「プログラムの開始」にチェックを入れます。

プログラムの開始にチェック

「プログラムの開始」は「プログラム/スクリプト」にログオン時に実行する exe 等のファイルパスを指定します。引数はアプリケーションによって任意に設定してください。

プログラムの開始にチェック

タスクを作成後、左のツリーから「タスク スケジューラ ライブラリ」を選択し、中央のリストに先ほど作成したタスクがあるかを確認します。ない場合は右の操作リストから「最新の情報に更新」を選択してください。作成したタスクをダブルクリックしてプロパティを開きます。

作成されたタスクをダブルクリック

プロパティを開いたら「全般」タブの下にある「最上位の特権で実行する」にチェックを入れ、OKボタンで確定します。

最上位の特権で実行するをチェック

タスク作成後は実際に動作するかログオンしなおして確認してください。

タスクの作成は「基本タスクの作成」からではなく「タスクの作成」から作成を行った場合でも、最初から詳細設定が表示されるだけで設定できる内容に違いはありません。「基本タスクの作成」はウィザード形式、「タスクの作成」は詳細設定形式と考えてもいいです。