日本語 Language Pack をインストールする

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概要

XNA Game Studio は英語版で提供されていますが、日本語の Language Pack をインストールすることによりいくつかのコンテンツを日本語化することができます。

動作環境

必須環境

対応 XNA バージョン 4.0
対応プラットフォーム Windows XP SP3, Windows Vista SP2, Windows 7
Windows 必須頂点シェーダ バージョン
Windows 必須ピクセルシェーダ バージョン

動作確認環境

プラットフォーム Windows 7

内容

XNA Game Studio 4.0 Language Pack (日本語) のダウンロード

XNA Game Studio 4.0 Language Pack (日本語) はマイクロソフトのサイトから無償でダウンロードできます。まずは下のページにアクセスしてください。

リンク先のページから図の赤枠にある「ダウンロード」のボタンをクリックします。

リンクをクリックするとインストーラーファイルがダウンロードされるので保存するかそのまま実行します。

XNA Game Studio 4.0 Language Pack (日本語) のインストール

インストーラーを一度保存した場合は「xnalangpack.ja-JP.msi」ファイルを実行してインストーラーを起動します。

セキュリティの警告ダイアログが表示された場合は「実行」ボタンをクリックします。

セットアップウィザードが表示されたら「次へ」をクリックします。

使用許諾契約書を読み、同意できる場合は「使用許諾契約書に同意します」にチェックをいれ「次へ」をクリックします。

「インストール」ボタンをクリックしてインストールを開始します。

インストールが完了したら「完了」ボタンをクリックしてウィザードを閉じます。

日本語化の確認

ここではどの項目が日本語化されたかを確認していきます。ここで確認している Visual Studio のバージョンは「Visual Studio 2010 Professional Edition」です。

新規プロジェクトのテンプレート選択画面です。テンプレート名が日本語に変わっています。まあ、ここは英語でも大体わかるのであんまり影響はないでしょうか。

プロジェクトを作成した後の Game クラスのコードです。コメントがすべて日本語化されています。初めて XNA にさわって英語で引いてしまったという方には朗報でしょうか。

コンテンツパイプラインで作成したコンテンツのプロパティです。英語だと意外とわかりにくいプロパティもあったのでかなりわかりやすくなったかと思います。下の方に表示される説明も日本語化されています。

コンテンツの追加ダイアログです。なぜか同じコンテンツが2つずつ表示されるようになります。なぜこうなっているかというと、もともとは英語版のコンテンツテンプレートがあるのですが、日本語化されたコンテンツテンプレートは英語版に上書きされずに追加されるからです。

そのため、2つのうちどちらかでファイルを作成すると、一方のコメントが英語、もう一方のコメントが日本語となっています。しかし、ここで判別する術はなく、実際に作成してみないとわかりません。

この問題については公式サイトでアナウンスされています。

コンテンツファイルを作成した後のコードです。ここではスプライトフォントを作成していますが、コメントが日本語化されています。

ほかにもエフェクトファイルやゲームコンポーネントファイルもコメントが日本語化されています。これらのファイルはコメントが日本語で表示されているか英語で表示されているかの違いだけで、機能に違いはありません。

プロジェクトのプロパティを開いた画面です。こちらも日本語化されています。もともと項目が少ないのであまり気にはならないでしょう。(Windows Phone プロジェクトだともう少し項目が多いです)

IntelliSense による各メソッドやプロパティの説明が日本語化されています。これは結構うれしい項目でしょう。

実はヘルプの方も日本語化されています。英語版のドキュメントのほかに「XNA Game Studio ヘルプ ドキュメント」という日本語のヘルプが追加されています。

開いてみるときちんとすべての項目が日本語化されています。

ほかにも XNA Game Studio デバイス センターなども日本語化されています。英語の説明文がいくつかあるので初めて触る方にはうれしい内容でしょう。