Windows Phone Developer Tools をインストール

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概要

XNA によるゲーム開発を行うために必要な開発環境「Windows Phone Developer Tools」のダウンロードからインストールまでの説明をします。このツールには Windows Phone の開発環境と XNA Game Studio 一式が含まれています。

もし、このツールをインストールする方法ではなく別途 Visual Studio と XNA Game Studio をインストールする場合は別記事を参照してください。

インストール時の注意

(2010/11/22 ここから変更)--

このツールを使用してインストールした場合は「Visual Studio 2010 Express for Windows Phone (en)」「XNA Game Studio 4.0 (en)」「Expression Blend 4 Windows Phone 拡張機能込 (en)」がインストールされますが、「Expression Blend 4」については日本語版 Expression Belnd 4 がインストールされているとインストールに必ず失敗します。ですが、Visual Studio 自体は正常にインストールできますので、Expression Blend 4 を使用しないのであればこのままでも問題ありません。

もし Expression Blend 4 日本語版と Visual Studio を両方使用したい場合は以下の手順でインストールできます。(Expression Blend 4 日本語版を別途持っていることが前提です。持っていない方はそのまま英語版を使用できます)

  1. Windows Phone Developer Tools をインストール
  2. 同時にインストールされた英語版 Expression Blend 4 をアンインストール (SDK等 Blend と名前がついているものすべて)
  3. 日本語版 Expression Blend 4 をインストール
  4. Microsoft Expression Blend 4 Service Pack 1 (SP1) をダウンロードしてインストール

もしかしたら「Expression Blend 4 日本語版インストール」⇒「Windows Phone Developer Tools インストール (これは Blend のインストールエラーになる)」⇒「Microsoft Expression Blend 4 Service Pack 1 (SP1) インストール」でもうまくいくかもしれませんが試していません。

逆に Windows Phone 拡張機能を含めた Expression Blend を使用したい場合は、一度 日本語版 Expression Blend 4 をアンインストールし(SDK等 Blend  と名前がついているものすべて)、Windows Phone Developer Tools の Expression Blend 4 をインストールしてください。ただしこの場合は Expression Blend は英語版として動作します。

--(2010/11/22 ここまで変更)

Windows Phone Developer Tools インストーラー画面

動作環境

必須環境

対応 XNA バージョン 4.0
対応プラットフォーム Windows Vista SP2, Windows 7
Windows 必須頂点シェーダ バージョン
Windows 必須ピクセルシェーダ バージョン

動作確認環境

プラットフォーム Windows 7

内容

Windows Phone Developer Tools のダウンロード

Windows Phone Developer Tools はマイクロソフトのサイトから無償でダウンロードできます。以下のリンク先のいずれかからダウンロードしてください。(ダウンロード先がたびたび変更されるようなので各自探してダウンロードしてください)

インストーラーファイルがダウンロードされるので保存するかそのまま実行します。

Windows Phone Developer Tools のインストール

一度ファイルをダウンロードして保存した場合は「wm_web.exe」ファイルを実行して起動します。

インストーラーが起動されしばらく待つと「License Agreement」の画面が表示されるのでライセンス条項をよく読み許諾できる場合は「Accept」ボタンをクリックします。

「Welcome to Setup」画面に遷移したら「Install Now」ボタンをクリックしてインストールを開始します。

インストール先フォルダを変更したい場合は「Customize」ボタンをクリックしてください。

しばらくしてインストールが完了すると図のような画面が表示されます。

「Run the Product Now」ボタンをクリックすると Visual Studio が起動します。一度インストーラーを終了させたい場合は「Exit」ボタンをクリックしてください。

スタートメニューを開くと XNA Game Studio 4.0 関連のメニューが追加されていることがわかります。

XNA Game Studio でゲーム開発を行うにはスタートメニューから「Microsoft Visual Studio 2010 Express > Microsoft Visual Studio 2010 Express for Windows Phone」を選択します。

ちなみに Visual Studio 2010 の上位版を使用している場合はそちらで作成することもできます。日本語版でも OK です。

Microsoft Visual Studio 2010 Express for Windows Phone を開くと図のように Visual Studio が開きます。

製品の登録

無料版の Express Edition の場合は製品の登録を行わないと 30 日間しか使用できないので忘れずに製品の登録を行う必要があります。

メニューの Help から「Regist Product」をクリックします。

「Obtain a registration key online」ボタンをクリックします。

Web ブラウザが開き製品の登録画面に遷移します。

製品の登録を行うには、Windows Live ID が必要です。すでに登録済みの場合は、図の赤枠からサインインしてください。

まだアカウントを持っていない場合は、左側にある「Sign up now」ボタンをクリックしてアカウントを取得してください。(日本語と同じアカウントが使えるので日本語ページで登録した方が楽です)

個人情報の登録、アンケートの入力を行います。すでに Windows Live アカウントを持っている場合は、入力済みになっていることがあります。

必要な項目を入力したら「Continue」ボタンをクリックします。

中央に「登録キー」が表示されます。これをコピーするかメモください。間違って消してしまった場合でも Windows Live に登録したメールアドレスに送信されますのでそちらでも確認できます。

先ほど入手した「登録キー」を入力し、「Register Now」ボタンをクリックして下さい。これで登録が完了です。

再度製品の登録を開いたときに「Microsoft Visual Studio 2010 Express for Windows Phone は既に登録されています。」と表示されていれば登録されていることになります。