スターターキットについて

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概要

XNA Game Studio 3.0 に付属しているスターターキットについて説明しています。

スターターキット

内容

XNA Game Studio 3.0 には、XNA でゲームを作るための参考として「スターターキット」が用意されています。その1つとして「Platformer」というサンプルゲームが同梱されています。

スターターキットは新しいプロジェクトとして作成することができ、自由にプログラムを作り直したり、参考にしたりすることができます。

スターターキットからプロジェクトを作成する

ではさっそくスターターキットを使用してプロジェクトを作成してみましょう。スタートメニューから「Visual
Studio 2008」を選択して起動します。

Visual Studio 2005 を起動どうする

Visual Studio が起動されます。

Visual Studio 2005 が起動される

ツールバーから「新しいプロジェクト」をクリックします。

新しいプロジェクトをクリック

新しいプロジェクトのダイアログが開きます。

新しいプロジェクトのダイアログ

ダイアログの左側にある「プロジェクトの種類」から「XNA Game Studio
3.0」を選択します。

プロジェクトの種類

テンプレートのなかに「Platformer Starter Kit (3.0)」があることが確認できると思います。「Windows」「Xbox 360」「Zune」はすべて同じテンプレートに含まれています。

プロジェクト名とプロジェクト作成先の場所は今までのプロジェクト作成と変わらないので、任意に設定してください。

Spacewar Starter Kit テンプレート

ソリューション エクスプローラーを見てみると、いくつかのフォルダと多くのソースコード、画像やモデルなどのファイルが作成されていることがわかります。

これらのプログラムは自由に見ることができ、また作り変えて拡張させることもできます。例えば「この動作はどのように実現させているんだろう?」と思ったのなら、その部分のプログラムを見てみるのもいいですし、「ここをこんな風に変えたらもっと面白くなるんじゃないか」と思ったら、自分でそのプログラムを書き換えたり、自分で作った画像やモデルに置き換えたりもできます。

作成されたファイル

まずは一度ゲームを実行させて遊んでみましょう。プロジェクトは作成されていますが、ゲームはまだ作成されていないので、ツールバーの「デバッグ開始」ボタンを押してビルドし、ゲームを実行させます。

プロジェクトがやや大きいので、ビルドに多少時間がかかると思います。(2回目以降は変更したデータだけがビルドされるようになるので時間が短縮されます)

デバッグ開始

このようにゲームが開始され、遊ぶことができるようになります。そのまま遊ぶのもいいですし、自分でプログラムを書き換えてもいいです。スターターキットを有効に活用していきましょう。

Spacewar が起動される

Platformer の操作方法

・動作に対する入力デバイスの操作

動作 Xbox360 コントローラー キーボード プレイヤー Zune
走る 方向パッド A, D デバイスコントロールパッド (version 1) または

Zune パッド (version 2)
ジャンプ A Space デバイスコントロールパッドの中央(version 1) または

Zune パッド (version 2)

スクリーンショット

バトル 武器選択

その他のスターターキット

XNA スターターキットには「Platformer」のみが同梱されていますが、XNA Creators Club Online では他にもスターターキットが公開されています。もちろんスターターキットなので、プログラムの中身を自由に見ることができます。好きなスターターキットをダウンロードしてぜひインストールしてみましょう。

スターターキット テンプレート

・ダウンロードできるサイト

Marblets Spacewar
Racing Game Marblets
Racing Game Net Rumble
Racing Game Racing Game
Role-Playing Game Ship Game
Racing Game Racing Game

スターターキットのインストール

まずサイトの方からスターターキットをダウンロードしましょう。「XNA Creators Club Online | Education - Starter Kits」の Web サイトにアクセスして一覧から好きなスターターキットを選択します。

スターターキットのダウンロード

各スターターキットのページの下の方にスクロールし、対象のプラットフォームのインストーラーを選択してダウンロードします。

スターターキットのダウンロード

ファイルのダウンロードダイアログが出るので、ダウンロード後、そのまま実行してもいいですし、いったん保存してもいいです。

ファイルのダウンロード

ファイルをいったん保存した場合は、「.msi」という拡張子のファイルがダウンロードされるのでそれを実行してください。

Visual Studio Community Content Installer File

一度ローカルにファイルを保存してから実行した場合は、右のようなダイアログが表示されるので「実行」ボタンをクリックします。

Visual Studio Community Content Installer File

「使用許諾契約書」のダイアログが開くので内容をよく読み、同意できるなら「I accept the tems in the License Agreement」にチェックを付け、「Install」ボタンを押します。

使用許諾契約書

インストールが開始されます。

Visual Studio コンテンツ インストーラー起動

「Finish」ボタンを押します。

コンテンツのインストール開始

実際に Visual Studio で新しいプロジェクトを作成してみると、インストールしたコンテンツが追加されていることがわかります。あとは Platformer と同じようにプロジェクトを作成したり、ゲームで遊んだりすることができます。

インストールされたテンプレート