モデルデータ読み込み
メニューの「ファイル」から「モデルデータを読み込む」をクリックするとモデルファイルを読み込むことが出来ます。 アニメーション編集時以外であれば、いつでもモデルの読み替えは可能です。
「モデルデータを読み込む」をクリックすると、モデルファイルの選択ダイアログが出るので、読み込むモデルを選択して開きます。 読み込めるモデルのファイル形式は「.mqo」「.x」「.elem」です。読み込んだファイル形式によって、読み込み設定が変わります。
- .mqo
- .x
- .elem
- 既存オブジェクト・マテリアルの関連付け
「.mqo」ファイル
「.mqo」ファイルは「メタセコイア」と呼ばれるモデリングソフトで作成できます。詳しくは「http://www.metaseq.net/」で確認して下さい。
ファイルを読み込むと下のダイアログが表示されます。
メタセコイアでは、モデルはオブジェクトごとに管理されており、左のリストから読み込みたいオブジェクトにチェックを入れます。(メタセコイアで「可視」状態のオブジェクトは初めからチェックが付いています。) チェックをはずせば、余計なオブジェクトの読み込みを防ぐことが出来ます。
中央の読み込み倍率で、モデルを読み込んだときの大きさを設定することが出来ます。このあたりはファイルにあわせてうまく調節してください。
右の「既存オブジェクト・マテリアルの関連付け」に関しては全てのモデルファイルの読み込みで共通なのでこちらを参照してください。
「.x」ファイル
「.x」ファイルは、マイクロソフトが提供しているモデルのファイル形式です。DirectX プログラミングではよく使われる形式です。
ファイルを読み込むと下のダイアログが表示されます。
左の読み込み倍率で、モデルを読み込んだときの大きさを設定することが出来ます。ここはファイルにあわせてうまく調節してください。
Xファイルによってはモデルの座標がばらばらだったりするので、軸反転パラメータで調整して読み込んでください。
X,Y,Z 軸反転
各軸のプラスとマイナスを反転させます。
XYZ 交換
XYZのそれぞれの軸の値を交換します。どのように交換されるかは下のラベルに表示されます。
面の反転
すべての面の向きを反転させます。
右の「既存オブジェクト・マテリアルの関連付け」に関しては全てのモデルファイルの読み込みで共通なのでこちらを参照してください。
「.elem」ファイル
「.elem」ファイルはエルフレイナで出力できるモデルファイルです。正式名称は「エルフレイナ拡張モデルファイル」です。
ファイルを読み込むと下のダイアログが表示されます。
エルフレイナでは複数のメッシュが登録されており、左のメッシュリストに一覧が表示されます。左のリストから読み込みたいメッシュにチェックを入れます。 チェックをはずせば、余計なメッシュの読み込みを防ぐことが出来ます。
中央の読み込み倍率で、モデルを読み込んだときの大きさを設定することが出来ます。このあたりはファイルにあわせてうまく調節してください。
右の「既存オブジェクト・マテリアルの関連付け」に関しては全てのモデルファイルの読み込みで共通なのでこちらを参照してください。
既存オブジェクト・マテリアルの関連付け
この項目は、読み込み前にオブジェクトやマテリアルがひとつもなければ、使うことはありません。また、オブジェクトとマテリアルは基本的に同じ操作なので、オブジェクトについてのみ説明します。
もし、ひとつ以上のオブジェクトがすでに存在しているのなら、新しいオブジェクトをどのように読み込むか、下の3つから選択します。
既存オブジェクトリストを削除し、新規に作成
既存のオブジェクトを全て削除して、新しく読み込むメッシュをオブジェクトとして追加します。既存のオブジェクトで何らかのデータを設定していた場合は、全て消去されます。
既存オブジェクトリストを残し、新しく追加
既存のオブジェクトを残して、新しく読み込むメッシュをオブジェクトとして追加します。既存のオブジェクトはメッシュとの関連はなくなりますが、そのほかのデータは残ります。
既存オブジェクトリストと個別に関連付け
既存のオブジェクトと、読み込んだメッシュを個別に関連付けます。両方のリストの項目を選択して、中央の「関連付け」「解除」で設定していきます。 下のチェックで、関連付けられていない項目の処理を指定できます。 もし、関連付けられていないメッシュが存在した場合は、表示はされますが、アニメーション編集などでの操作は出来なくなります。 モデル読み込み後でも、メッシュとオブジェクトの関連付けはできるようになっています。